お席に着いてからのマナー
座る位置
お席に案内されたら、必ず女性を奥側の席に座らせてあげてください。手を広げて「どうぞ」とエスコートしてあげるのが無難でしょう。
座る席の優先順位
座る位置は原則、女性が奥側、男性が通路側となります。
ただし、どちらの席も通路に面している場合や、並んで座る席や・斜め向かいで座る席の場合などはそれほど意識されなくても良いかもしれません。
良い席(上座)に座ってもらうということがポイントになりますので、迷ったら外の景色が良く見える席や周りを見渡しやすい席に座ってもらう、または女性が選んだ席に座ったもらうということでも構いません。
飲み物の注文
お席につきましたら、メニューを女性に見せあげて「何にしますか?」と聞いてください。
コーヒー、紅茶等、女性が決まったらあなたの注文と一緒に注文してください。このとき、男性がメニューをじっくり眺めて決めるのはスマートではないので、あらかじめ何を注文するかは決めておいてください。
注文をする際は、店員の方に対しても丁寧な言葉でお願いします。
「アイス珈琲を1つとアイスティーを1つお願いします。」
大抵の場合、ウエイターは確認をとります。
「ご注文を繰り返します。***と*****でよろしいですか?」
このような場合も必ず丁寧に応じてください。
「はい、お願いします。」
礼儀礼節をわきまえた紳士的な振る舞いが基本です。ぞんざいな態度や横柄な態度はマイナスポイントにしかなりませんのでご注意ください。
お茶代について
ルールはありませんが、一般的にはお見合いの席のお会計は男性が持つ方が良いでしょう。
また、できれば注文の際にメニューの値段は全く気にしないそぶりでいてください。
高額な値段の飲み物はありませんので、そこは割り切って考えるようにお願いします。
なお、どうしても割り勘でなければ納得いかないというのであれば、お相手の女性に割り勘をお申し出ていただいても構いません。(※ただし、さっと支払いを済まされる男性会員様がほとんどですので、その地点で他の男性会員様と差がついてしまいます。)
お見合い時のお食事
基本的に、お見合い時のお食事は非推奨です。 もし、時間がお昼時に近い場合(12時台の待ち合わせ)は、「お食事はされました?」や「お昼は取られますか?」等、食事を取るかどうかを尋ねても良いでしょう。ご注文が済みましたら
会話は再度お礼からが鉄則
ここからは、落ち着いて会話ができますので、まずは再度お礼を言うことから会話を始めてください。
「今日はありがとうございます。」
↓
「いえとんでもないです」、「こちらこそ」など
続けて多少のお世辞を言うのがスマートです。
「お会いしていただけて本当にうれしいです。」(自分からのお申し込み)
「今日、お会いできるのが楽しみでした」(相手からのお申し込み)
お世辞はこれからの会話をしやすくする為の潤滑油とお考えください。
稀に、お見合いのお申し込みを承諾した側が「お申し込みしてくれてありがとうございます」、「せっかくお申し込みを頂いたので」などとお礼を仰るのをお見受けしますが、これはNGです。 言われた側は上から物を言われていると感じてしまい心証を害してしまうだけですので、これなら言わない方がまだましとなってしまいます。
頼んだ飲み物が来たら
伝票が置かれたら、すぐにさりげなく自分サイドに引き寄せてください。
勘定は自分がするという意思表示です。
自分が勘定をするつもりでも、伝票を放っておいたままだと女性はお会計を気にしてしまいます。これでは良いお見合いとはなりませんので、注意が必要です。
お見合いの流れをスマートにすることは大切だと心得てください。