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婿・婿養子としての結婚
婿養子というと思い浮かぶのが、サザエさんの「マスオさん」でしょうか。
お婿さんの代名詞のように言われたりする「マスオさん」ですが、じつは妻(サザエさん)の両親と同居しているだけであって、磯野家の養子にはなっておらず、姓も「フグタ」なんですね。
ちなみに、「養子ではないのに、奥さんの両親と暮らす」ことを「マスオさん現象」と言い1989年の流行語になっていたりもします。
婿と婿養子について
婿養子という問題に縁がない人はまったく縁がない話ではありますが、女系家族で跡継ぎがいない場合などは当人や親を含め家族の問題となりその悩みは真剣です。
ここで少し、婿・婿養子を整理します。
婿
結婚後に名乗る苗字を女性側の苗字にすることで、法的な制度ではありません。
婿入り・婿取りとも言う。
婿養子
結婚後に女性側の苗字にすることまでは一緒で、さらに女性側の親と養子縁組をするのが文字通り【婿養子】となります。
婿と婿養子の違い
端的に言うと養子縁組をするかしないかということですが、大きな違いといえば婿に女性側の親の相続権があるかないかということになります(戸籍筆頭者の違いや扶養義務などは割愛します)。
ですからただの婿(改姓のみ)だと、相続権はまったくないということになります。
婿取り婚活
婿に対する一般的な認識
世間一般的に婿が多いかというとやはり少数です。
そのため、どうしたって普通の婚活に比べて難易度は上昇してしまいます。
たまに婿の問題について男女不平等と息を巻かれている方もいますが、これは良い悪いの話ではなく、今の時代が女性が嫁ぐのが普通(事実上の標準)となっていますので致し方ないでしょう。
今現状、婿が必要ということであれば、まずは婿・婿養子が可能な男性との出会いが必須です。
どこで出会うのか
婿を希望するのは女性側ですが、婿OKという男性ははっきり言って少ないでしょう。
女性自身の周りに出逢いがたくさんあるということであればその中から探すことはできますが、いきなり婿になってくださいといわれてOKする男性はいません。
ある程度交際が続きお互いを理解して初めて話ができることだと思いますが、それで承諾を得ることができたらめでたしめでたしですが、それで不可となってしまうとそこで終了です。
その結論にたどり着くまで何ヶ月も要したのに、まったくゼロからのふり出しに戻ってしまいます。
時間は止まってはくれませんし巻き戻すこともできません。
婿OKの男性は一般に100人中2,3人いれば良い方と言われます。
女性自身の周りに出逢いがあっても簡単ではないということは明らかでしょう。
結婚相談所の婿養子婚
今の時代は少子化も相俟って跡取り問題でお悩みの女性の方や親御様はたくさんいらっしゃいます。
出逢いがあるかも分からない中で悩み、いたずらに時間を浪費してしまう前に、結婚相談所で婿養子婚を考えてみませんか?
どうぞお気軽にご相談ください。