お店に向かうときのエスコート
お席は事前に確認する
お見合いのお席は必ず事前に確認しておきましょう。
土日はお見合いをされる会員様も多いので、ホテルのラウンジなどは混みやすくなります。
お席を確認しないまま女性とお会いして、いざラウンジに行ってみるとお席が満席でした…
これでは上手くいくものも上手くいかなくなってしまいます。
ですので、お見合いの待ち合わせ場所には少なくとも30分前、できればバタバタしてしまう事がないように1時間くらい早目にご到着されることを推奨いたします。
お店に向かうまでは男性が前に立って案内する
待ち合わせ場所でお会いできてご挨拶が済みましたら、「では、お席の方に向かいましょうか」と一声掛けて男性が前に立って案内をしてあげてください。
なお、決して一人でスタスタ歩いてしまわないように気を付けてください。
前に立って歩く位置
位置は離れすぎないように気を付けてください。
だいたい女性の半歩~1歩先で女性のやや斜め前を歩くようにするのがベストです。
また、歩いて向かう最中は、女性の歩行速度に合わせるようにしましょう。
お見合いの調整でお席も指定されていることがありますが、それでも上記の通り男性がエスコートしましょう。
これは基本的なマナーと心得てください。
入店後、お席に向かうまでは女性を先に進ませてあげる
お店に入りましたら、男性が店員の方に声を掛けてお席の案内をお願いしてください。
案内の店員の方が来ましたら、さりげなく「どうぞ」とご案内の方向に手を向けて、女性を先に進ませてあげてください。
お店に向かうまでの会話
お店に向かっている間、他愛ない話でかまいませんので会話をしてください。
会話がなく沈黙が続いてしまうと、その地点で次につながる可能性は0に近くなります。
「最近、暖かくなってきましたね」とか「最近雨が多いですけど、今日は晴れて良かったですね」など、交わすことのできる社交辞令はたくさんあります。天気や季節の話題等が無難でしょう。
たとえば「私は暑いのが苦手でして、夏の外回りは汗だくなんですよ。」など、他愛ない会話ですが、初対面の場合はとにかく言葉を交わすことで親しさは増していきます。この時点では会話の内容に意味があるかないかなど考える必要はありません。とにかく会話をすることが最優先です。
会話を広げるポイント
会話を上手に広げられないという方は、「話題+付加情報」で会話をするのがポイントです。
例えば、天気や季節の会話であれば、「天気・季節の話+何かの情報」にすることで話題が広がります。「何かの情報」は何でもかまいません。
会話の例
「暖かくなってきましたね」
↓
「そうですね」
↓
「いやぁ、うちの近くに桜並木がありまして今すごく綺麗なんですよ。」
この後、桜の話やお花見の話といくらでも繋げられます。
「最近、雨が多いですね」
↓
「そうですね」
↓
「来週はどこどこに出かける予定があるから、天気良くなってほしいんですけどねー。○○さんはどこどこに出かけることはありますか?」
と話を広げることができます。
そのほかの話題としては、
- ニュース・時事ネタ (最近の社会ニュースや業界のニュースなど)
- 街 (地域の出来事や街で見かけたことなど)
- 趣味 (マイブームやスポーツの話題など)
- 食べ物 (グルメ情報やお酒の話など)
など探せばいくらでもあります。
話下手でも誠実さは伝えられる
一番いけないのは「悪い意味での開き直り」です。
「俺は話が得意じゃない。上手に話そうと頑張ってもどうせうまくいかない。だから、会話はなくても俺と分かり合える人に出会えればそれでいい。」
実際にご相談に来られた方の言葉ですが、これは少々自分勝手です。出会いも結婚もお相手あってのもの、これでは残念ながらご縁は繋がりません。
話下手でもかまいません。
話をしようとする努力が相手に伝われば、あなたの誠実さは伝わります。
話下手だからと相手から話しかけてくれるのを待っている男性と、話下手でも一生懸命コミュニケーションを取ろうと頑張っている男性、女性はどちらの男性に好意を持つと思いますか?
誠実さというのは、言葉よりもむしろ物事に対しての取り組む姿勢や心の持ちようなどの人間性という部分が大きく影響するものだと思います。