理想の結婚相手はどんな人？
人生を共に歩むパートナーを選ぶことは、重要な決断ですね。外見だけでなく、理解し合える相手であることが、真のパートナーシップの基盤です。どんな人が理想の結婚相手なのでしょうか？結婚相手を選ぶ際の重要なポイントや決め手について紹介します。
ライフスタイルの多様化
結婚相手に求める条件というのは、その人の性格や価値観だけでなく、時代の変化も影響しています。現在は、ライフスタイルが多様化し、職業や働き方もさまざまです。一人ひとりが独自の価値観と生き方を模索する時代です。
職場の在り方、働き方、多様性が手をとって歩みを進める今日、選ぶ相手もまた、その多様性を抱えている。異なる価値観や生活スタイルを持ち、それぞれの個性を尊重し合う傾向が強まっていることを示しています。一つの例として、職業や働き方の多様化が挙げられます。
かつては、正規の会社員として働くことが一般的でしたが、今ではフリーランスや契約社員、副業を行いながらの複数の仕事を持つ人も増えています。また、リモートワークやフレックスタイム制度が導入され、働き方の柔軟性が高まっています。さらに、働き方だけでなく、生活全般においても選択肢が増えています。
例えば、シェアハウスやコワーキングスペースを活用する人、持続可能な生活を重視する人、趣味やライフスタイルに合わせて自由に選ぶ人など、多様な生活スタイルが存在します。
このような多様化は、個々の人々が自分らしい生き方を見つけ、実現するための選択肢を増やしています。また、これに伴い、パートナー選びにおいても、相手のライフスタイルや価値観が重視される傾向が強まっています。相手との理解と尊重が、より重要な要素となっています。
相手に求める条件の変化
『昔は３高・今は３K』
現在の経済的に不安定な時代をよりよく生きるためのパートナー探しでは、相手に求める条件にどのような変化があるのでしょうか？
バブル景気の絶頂期にある頃までは、女性は「3高」年収・学歴・身長が理想とされていました。平成に入り、普通が一番という思考が蔓延し、「三平」というのが理想の条件になったりしました。
現在は、ライフスタイルが多様化し、職業や働き方もさまざまです。現在の経済的に不安定な時代をよりよく生きるためのパートナー探しでは、相手に求める条件にも変化があるようです。
『３K』とは、現在の経済的な不安定な時代において、パートナー選びに求められる新たな条件を指す言葉です。
令和の３K
- K-１．「雇用の安定」
安定した雇用状況は将来への不安を軽減し、家族を持つ場合には安心をもたらします。 - K-２．「価値観の一致」
お互いの価値観が合うと、将来のビジョンを共有しやすくなり、関係が強固になります。 - K-３．「金銭感覚が一致」
金銭感覚が一致することで、財政面でのトラブルや不一致を避けることができ、円滑な生活を築く上で重要です。
これらの条件は、現代のライフスタイルや経済状況に対応したものであり、安心感や相互理解を基盤にした健全なパートナーシップを築くための要素として重要です。
結婚相手に求めること（理想）について
内閣府の「男女共同参画白書 令和4年版 」【特－44図 結婚相手に求める・求めたこと】を見てみると、20～39歳の男性が結婚相手に求める条件の上位は以下の3つでした。
20～39歳の男性が結婚相手に求める条件
- 価値観が近い
- 一緒にいて落ち着ける・気を遣わない
- 一緒にいて楽しい
女性が結婚相手に求める条件
独身の女性の方が高いものは、
- 「満足いく経済力・年収」
（20～30代：女性32.6％、男性5.8％、40～60代：女性39.3％、男性4.7％） - 「正規雇用である」
（20～30代：女性15.1％、男性4.4％、40～60代：女性14.9％、男性0.7％）
既婚の男女間の理想・現実ともに同傾向ですが、結婚後、結婚相手に求めること（現実）は、これに「家事力・家事分担できる」が加わるそうです。
https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r04/zentai/html/honpen/b1_s00_02.html
女性が経済力や正規雇用を重視する理由は、経済的な安定があることで、家族を持つ際の生計や子育てなどに安心感を持てるからです。高い経済力や正規雇用は、将来のキャリアやキャリアアップの可能性を示唆する要素となるでしょう。
あなたにとって理想の結婚相手とはどんな人でしょう？
お互いに安心感を持ちながら理解し合える、結婚相手を選ぶときのポイントについて解説していきます。
１．自己理解と自己肯定感
自分の強みや弱みを把握し、自分自身を理解し、受け入れることが重要です。自己理解が深まることで、等身大の自分と合う人が見つかり易くなります。
２．良好なコミュニケーション
相手の意見を尊重し、自分の気持ちや考えを適切に伝えることが重要です。相手を理解する力が高まることで、共感が生まれやすくなり、信頼関係が築けるでしょう。
３．価値観が近い
価値観が近いと、お互いの信念が一致しやすくなります。例えば価値観が共通することで将来の目標や理想について意見を交換しやすくなります。
４．自分にはない長所がある
お相手の尊敬できるポイントが一つある。お相手の良い面を感じられる。
５．相手を尊重できる
自分のものさしで計ってばかりいるお相手との生活では窮屈になってしまいます。お互いに異なる側面を持ちながらも、それぞれの大切な部分を尊重し合える関係。
条件にとらわれ過ぎて理想を追い求めすぎてしまうと、合うお相手を見過ごしてしまうこともあります。理想のお相手は、必ずしも合う人とは限りません。理想にこだわるより“自分に合う人”を探した方が、幸せな結婚ができる可能性が高まるでしょう。
合うなと感じる人にある特徴
- 話しやすい
- 居心地が良い
- 自然体でいられる
- 安心感がある
- 価値観が近い
- 補完し合える
まとめ
話しやすい、居心地が良い、自然体でいられる、安心感がある、価値観が近い、補完し合える、などはご成婚された会員様からも「結婚の決め手」として、よくお聞きする項目です。
婚活している皆さんが、結婚のお相手探しの参考にしていただけると幸いです。
皆さんが合うお相手と出会えますように！